5月19日から広島県で開催されるG7広島サミットに向け、消防特別警戒に派遣される神戸市消防局の発隊式が行われました。
神戸市は総務省や広島県からの要請を受け、5月19日から始まるG7広島サミットの消防特別警戒のため神戸市消防局の特別高度救助隊や特殊災害隊などから6隊44人と車両5台を広島県に派遣します。
派遣された隊員たちは24時間態勢でサミットの会場や関連施設の警戒警護の他、災害やテロなどの未然防御と発生時の被害軽減に当たります。
発隊式では小原一徳副市長が
「訓練を受けた特殊災害のエキスパートとして災害発生時には技術や知識を遺憾なく発揮するように」と訓示を述べました。
神戸市消防局の鎌田智之消防指令長は
「広島で何も災害等が発生しないことが一番と考えますが、万が一の時にはこれまでの神戸の経験を生かして発生した災害に万全に備えていきたい」
と話しました。
派遣された隊員たちは5月22日まで広島で任務に当たります。