任期満了に伴う加西市長選挙が14日告示され、いずれも無所属で新人3人が立候補しました。
加西市長選に立候補したのは届け出順に、いずれも無所属新人で元加西市議の深田真史さん(38)、元加西市教育長の高橋晴彦さん(65)、前加西市副市長の河尻悟さん(47)の3人です。
元市議の深田さんは14日の出陣式で、「人口の増加を目指す市政」から「人口の減少に備えたまちづくりへの転換」を強調し、農業人材の育成や公共交通の利便性の向上を訴えました。
元市教育長の高橋さんは現在の市政を批判したうえで、自身の行政経験をアピールし、子育て支援だけでなく、農業の担い手問題や医師不足などさまざまな課題の解決が必要だと主張しました。
前副市長の河尻さんの出陣式には西村和平市長らが駆け付け、川尻さんは現市政を引き継ぎ、子育て世代に選ばれる街を目指すとともに、市民主体で街を発展させていきたいと述べました。
加西市長選をめぐっては、西村市長が今期限りでの引退を表明していて12年ぶりのトップ交代となります。市長選と市議選は5月21日に投票が行われ、即日開票されます。