神戸市の劇場型アクアリウム、アトアではエジプト考古学者の吉村作治さんが監修した特別展が開催されています。
神戸市中央区のアトアで開催中の特別展「古代エジプト文明展」は、1966年にアジア初のエジプト調査隊を組織し、半世紀以上発掘調査を続ける吉村作治さんが監修を手掛けました。
会場には、吉村さんが発掘したセヌウのミイラマスクや、クフ王の太陽の船などのレプリカが展示されている他、オリジナルのプロジェクションマッピングが投影され、古代エジプトの神秘とアクアリウムのコラボレーションを楽しむことができます。
5月13日はアトアの近くにある施設で吉村さんのトークショーも行われ、発掘の裏側などが語られました。
吉村作治さん「電磁波探査レーダーGPRを使った。自分の考古学者としての勘はあてにならないと思ったので、機械に頼った。そしたら結構(遺跡が)見つかった」
吉村さんが監修した「古代エジプト文明展」は6月12日まで開催されています。