ヨーロッパの航空機大手エアバス社の特別大型貨物機「ベルーガST」が10日午前、兵庫県神戸市の神戸空港に着陸しました。
10日午前10時前、ベルーガが神戸空港に着陸しました。
ベルーガは、双発ヘリコプター(H225)2機を輸送するため、5月6日にフランスのマルセイユを出発しました。
エアバス社によりますと、世界最大の胴体幅を持つベルーガは、最大で幅7・1メートル、高さ6・7メートルの大型貨物を積載することができ、市場の輸送ニーズに応えています。
今回運ばれてきたH225は、最も新しい11トンクラスの双発ヘリコプターで、最新の電子機器と最高峰のオートパイロットを備えているということです。さまざまな天候でも運用可能なため、国内で、捜索救難救助や洋上運用、VIP輸送などで活用されることが期待されています。