高校野球の春季兵庫県大会は、6日に決勝が行われ、センバツ準優勝の報徳学園と5年ぶりに決勝進出を果たした滝川第二が対戦しました。
滝川第二は初回、ランナーを2塁に進め、打席にはエースで4番の坂井。
ライトへのタイムリーヒットを放ち、1点を先制します。
1点を追いかける報徳は2回、チャンスで1番・キャプテンの堀。
レフトへ痛烈な同点タイムリーを放ちます。
その後、試合は動かず同点のまま迎えた9回。
報徳は2塁にサヨナラのランナーを置いて7番・宮本。
ライト線へのタイムリーを放ちサヨナラ勝ち。
2年連続11回目の優勝を果たしました。
(サヨナラタイムリーを打った 報徳学園 宮本青空選手)
「自分が決めると決めて打席に入ったので、すごくうれしかった」
「初球を狙って振っていこうと思っていたので、初球を振っていった」
「優勝できてよかった」
(同点タイムリーを打った 報徳学園 堀柊那主将)
「一人一人が勝ちにこだわってチームが一つになれたことで、この優勝につながったのかなと思う」
「完璧な内容ではなかったですけど、勝てたことはしっかり自信を持って、足りなかったところはこれからしっかり練習していきながら、夏に向けてやっていきたい」
(先制タイムリーを打った 滝川第二 坂井陽翔選手)
「まだまだだと思うので、(得点が)取れるところで取れなかったというチャンスは自分たちもつくっていたので、試合でしっかり発揮できなかったというのは、一番悔しいところ」
「これから(報徳学園とは)夏対戦すると思うので、研究されてくると思うのでしっかり自分も成長して、もう1回抑えられるようにしたい」
報徳は、5月27日から始まる近畿大会に出場します。