5月14日の「母の日」を前に、カーネーションの産地・淡路島では、出荷作業がピークを迎えています。
兵庫県淡路島は温暖な気候のため、カーネーションの栽培が盛んで、全国有数の産地として知られています。
淡路市のこちらの農家では、ピンクや白などさまざまな色のカーネーション14品種を年間合わせておよそ30万本栽培していて、そのうちの6000本は、母の日に向けて育てているということです。
5分ほどに咲いた花を手際よく摘み取り、色ごとに分けて箱に詰めるなど、出荷作業に追われています。
(カーネーション専門農家「花丸園」岡田章さん)
「冬場に成長段階で一本一本手入れをすることで、みんなに届けるようなカーネーションができたと思います」
「昨今のコロナの話題とかいろいろと暗い話題が多い中、1本でも多くきれいな花を手に取って飾っていただけたら」
カーネーションは5月14日の母の日に向け、主に京阪神に出荷されるということです。