兵庫県の神戸市教育委員会は2日、市立小学校に勤務する男性教諭が、児童230人分の名前が書かれた名簿などを紛失したと発表しました。
神戸市教育委員会によりますと、市立小学校に勤務する30代の男性教諭は4月28日、休日に自宅で仕事をするため、全校児童230人の名前が記載された名簿や、教職員の住所録など5点を、かばんに入れて持ち出しました。
その後、同僚との飲み会に参加し、帰宅する途中でかばんがないことに気付いたということです。
資料が入ったかばんは、見つかっていません。
紛失した5点のうち名簿などの個人情報が記載された資料は、持ち出しに必要な申請をしていませんでした。
市の教育委員会は、個人情報を持ち出す際の取り扱いについて、周知徹底を図るとしています。