加古川の景勝地・加東市の闘竜灘で1日、アユ漁が解禁されました。
解禁初日となった1日、加古川中流域の闘竜灘で体長10センチほどの稚アユ2万匹、およそ200キロが放流され、この日を待ちわびた釣り人たちが釣り糸を垂らし、「一番竿」の感触を楽しみました。
闘竜灘はかつてアユの名所として知られていましたが、天然のアユが減少したため、毎年この時期になると地元の漁業組合がアユの稚魚を放流しています。
前日の雨の影響もあって川が濁るなど条件は悪かったものの、釣り人たちは朝から岩の上に立ち、竿を巧みに操っていました。
稚アユは7月中旬までにおよそ3000キロが放流される予定で、釣りには遊漁証が必要だということです。