乗客と運転士合わせて107人が死亡したJR福知山線脱線事故から4月25日で丸18年です。
事故現場前では、遺族が灯りをともして犠牲者を悼みました。
この追悼行事は、JR福知山線脱線事故の犠牲者を悼むとともに、事故の再発防止を願い遺族らが事故の前日に実施しているもので、ローソクに火をともして祈りが捧げられます。
今年は9回目となり、事故現場前の慰霊施設「祈りの杜」には遺族やJR西日本の職員が集まり、追悼のメッセージが書かれた紙コップに入ったローソクで「わすれない」の文字を形作っていきました。
(4.25追悼のあかり 実行委員会 上田誠さん)
「この場所でこういう事故があった 悲惨な事故があったと伝えていく」
「それは残されたものの使命」
25日、祈りの杜では追悼式典が営まれ、事故が起きた午前9時16分に合わせ、遺族や負傷者が黙とうを捧げます。