西宮ラストゲームを終えたストークス/(C)B.LEAGUE
■B2最終戦
西宮69-76福島/4月22日
来季、神戸に移転するB2西宮ストークスが4月22日、レギュラーシーズン最終戦をホーム・西宮市立中央体育館で行い、福島に敗れた。
西宮ストークスは29勝31敗。B2東地区3位でレギュラーシーズンを終えた。
5月5日からB1昇格を懸けてプレーオフ(PO)を戦う。
■最後の3Pシュート
22日の試合。すでにPO出場を決めているストークスに対し、この試合に勝ってPO進出を決めたい福島の気迫が勝った。
ストークスは4Q、ハミルトンからポーターへのアリウープが決まり、56-56に
追い付いたが、その後、福島に連続14得点を許し、突き放された。
ストークスベンチは終了まぎわ、長く西宮のコートで活躍したキャプテン道原(どうはら)、前キャプテン谷、松崎の3ベテランを投入。
残り20秒で道原-松崎-谷とパスが渡り、谷が西宮最後の得点を3ポイントシュートで決めた。
試合後、谷は「この体育館での最後の3ポイントシュートを決めれて良かったです」と観客にあいさつした。
道原は取材に対し、「(2017年に)ここでB1昇格を決めるなど、いいことも、しんどいこともあった体育館。大きくはないが、選手と観客の一体感がある場所だった」と語った。
■4勝すればB1復帰へ
B2のPOは、東西両地区の3位以上と、4位以下で勝率上位2チームの、計8チームが戦う。
同じ相手と2戦し(1勝1敗の場合は3戦)、2勝したチームが勝ち進む。
ファイナルまで勝ち進んだベスト2チームがB1に昇格する。
ストークスのPO初戦は、5月5、6の両日、アウェイで東地区2位の越谷と戦う。
レギュラーシーズンでは越谷に2勝4敗だが、ストークスの森山知広ヘッドコーチは、「力の差はない。自信をもってやるだけだ」と語った。
(浮田信明)