夏の海水浴シーズンを前に但馬地域の海水浴場では、泳ぎに適しているかどうかを判定する水質調査が始まりました。
この水質調査は、夏の海水浴を安全に楽しめるよう、兵庫県が毎年この時期に県内各地で実施していて、但馬地域では、24日から3日間で、豊岡市など3市町にある14の海水浴場を調べます。
このうち、豊岡市の竹野浜では、気温13度と肌寒い中、但馬県民局の職員がウエットスーツで海に入り、海水浴客がよく利用する水深1メートルから1・5メートルの地点で海水を採取しました。
調査では、透明度や海の汚れの指標となる「COD」、油膜、大腸菌の数など9項目を調べ、特に良好な「AA(ダブルエー)」から「不適」までの5段階で判定します。
但馬地域では去年、全ての海水浴場がAAと判定されていて、ことしの調査結果は、6月下旬に公表されます。