兵庫県豊岡市の城崎温泉では、恒例の「温泉まつり」が開かれ、平安時代の衣装で街を練り歩く古典行列が4年ぶりに披露されました。
「温泉まつり」はおよそ1300年前に城崎温泉を開いた道智上人の命日に合わせて、毎年開催されています。
新型コロナの影響で中止が続いていた古典行列もことしは4年ぶりに復活。
平安時代の衣装を身にまとった地元住民およそ50人が花笠などを手にし、城崎温泉の繁栄と観光客の安全を願いながら、7つの外湯を回りました。
城崎温泉観光協会 高宮浩之会長
「だいぶにぎわいが戻ってきた感じがします。これから浴衣を着て外湯巡りが一番楽しい季節になりますし、げたをはいて外湯を巡って、温泉に入っておいしいものを召し上がっていただければ一番良いのではないか」
城崎温泉は新緑の美しい季節を迎えていて、大型連休中は多くの観光客で賑わいそうです。