◾️阪神5-7広島/4月20日
2点先制された阪神は1回、井上のタイムリーなどで逆転したが、4回、広島に再逆転された。
中継の解説は、サンテレビ初登場の「超人」糸井嘉男氏と、「世界の盗塁王」福本豊氏。
◾️背番号「7」の3人
(放送席に座った糸井氏、感想を聞かれて)
「すごい興奮しますよね。やっぱり風、強いですね(笑)」
(2点先制された1回ウラ、近本・中野の連打で無死1、3塁とし打席に3番ノイジー。中継カメラは背番号「7」をアップで映した)
村上昂輝アナ「去年まで糸井さんが背負った背番号7番」
糸井氏「7と言ったら福本豊さんも7なんで、何かあるかもしれないですよ」
(ノイジーは右に打って、ライト犠牲フライ)
糸井氏「おしっ!アジャストするのが上手い」
福本氏「上手い。引っ張りたくなるボールですけど、それを決めて向こう(ライト)へ…」
糸井氏「理想のバッティングですね、1、3塁での」
(さらに大山ヒット、佐藤輝明四球で、6番ライト井上が打席に)
村上アナ「糸井さんは、この井上をどうご覧になっていますか?」
糸井氏「好きです(笑)」
(井上はライトへタイムリーを放ち2-2。阪神はさらに1点を加え逆転。チェンジでライトの守備に向かう井上に盛んな声援が飛んだ)
糸井氏「(ライトスタンドからの声援は)阪神でしか味わえない。選手してて最高やなと思いますよ。……逆もありますけどね。満塁で三振したら(ライトへ)行きたくないですよ」
◾️野間の守備「わかる」
(2回一死1、2塁で、ノイジーはライトフライ。しかし強い浜風に押し戻される)
村上アナ「打ち上げました。ライトが前進して来て…」
糸井氏「えっ、えっ、えっ、」
(広島のライト野間はキャッチできずヒットに)
糸井氏「ライトとしたら分かります。浜風の"悪さ"と言いますか……野間選手でも追い付かないということは、空中で(ボールは)止まってますよね」
◾️西の本塁打に「マズい」
(阪神先発・西純矢のバッティングを糸井氏は賞賛した)
「バッターとしても魅力的。真っ直ぐに強い。(昨年、神宮球場で)ヤクルトの高橋投手の150何キロをレフトスタンドに引っ張って、打った瞬間、ホームラン……。『あっ、これはマズい』。(阪神の)野手、みんな思いましたよ」
(西は2打席連続で三振に倒れた)
糸井氏「凡退したら、すごい悔しがって帰って来るんですよ、ピッチャーのくせに(笑)。そういうの見てると、バッティング好きなんやなあと思いますよね」
◾️強さ見せてくれた
(4-7で迎えた最終回、阪神は1点を返し、なお一死1、2塁として代打原口)
糸井氏「ぐっち(原口)見てたら、勉強させられました。代打って難しいんですよ、仕留めないといけないですし、1球も無駄にできない」
(原口は、栗林の4球目を叩いた)
糸井氏「うわー」
村上アナ「ショートライナー……セカンド、戻り切れませんでした。最後はダブルプレー!」
糸井氏「最後の飛び出しは仕方ない。タイガースの強さを最後まで見せてくれたと思います」
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次回のサンテレビ ボックス席は、4月21日、中日×阪神戦をバンテリンドームから生中継する。
(浮田信明)