■B2リーグ
西宮104-55東京Z/4月16日
B2西宮ストークスはアウェイで東京Zに大勝し、B1昇格を懸けたB2プレーオフ(5月5日~)への出場を決めた。
ストークスは58戦28勝30敗でB2東地区3位。
レギュラーシーズンのラストゲームは4月21、22の両日、本拠地移転前では最後となるホーム西宮市立中央体育館での開催となる。
■過去最高の得点差
16日の試合。前日の悔しい敗戦のうっぷんを晴らすかのように、ストークスの各選手が得点を量産した。
試合開始からいきなり連続11得点を奪ってリズムに乗ると、2Qにはジョーダン・ハミルトンが3ポイントシュートを連発。2Qだけで5本を成功させた。
後半もストークスの勢いは止まらず、延長戦なしでは今季初めての100点ゲームとなった。東京Zとの得点差「49」はストークスにとって過去最高の数字。
■2日で1万人
ストークスは来季から本拠地を神戸に移す。
神戸移転をアピールするため、4月8、9の両日、ホームゲーム(対A千葉戦)をグリーンアリーナ神戸で開催し、8日はチーム過去最高の4603人の入場者が集まった。
さらに翌9日は5443人と、チーム史上初めて5000人台に乗せるとともに、B2リーグの最多入場者記録を更新した。
ストークスの森山知広ヘッドコーチは、「ベンチから見た景色は最高だった」と喜びながらも、2026年に創設されるトップリーグ「新B1」を目指すには、「この景色が当たり前にならないといけない」と語った。
■「ありがとう、西宮。」
プレーオフではストークスのホームゲームがないため、21、22両日の試合が、神戸移転前では最後の西宮での試合となる。
ストークスは「ありがとう、西宮。」と銘打って、盛り上げを図る(22日のチケットは完売)。
ラストゲームの相手は東地区3位を争う福島。
すっきりと連勝して勝負のプレーオフに臨みたい!
(浮田信明)