朝来市では巨大な岩に根を張った幻想的な桜が満開となり、いま、見頃を迎えています。
朝来市の生野高原に咲くヤマザクラ。翼を広げたイヌワシが岩をつかんでいるように見えることから「イヌワシ桜」と名付けられ親しまれています。
高さ10.5メートル。樹齢はおよそ170年。標高650メートルの高地にあるため遅咲きで、波打つように広がる形が特徴です。
桜が根を張る岩は古くからご神体の一部とされ、まちの人たちから信仰の対象として手を合わせられてきました。
幻想的な姿で人々を魅了し続ける「イヌワシ桜」。すでに満開となっていて、いまがちょうど見頃だということです。