■過去最多の参加国
ことし5月の「BFA女子野球アジアカップ」(香港)に出場する「侍ジャパン」女子代表20人が4月10日、発表された
昨年のクラブチャンピオン、阪神タイガースWomenからは、坂東瑞紀、水流(つる)麻夏の両投手と、中江映利加、三浦伊織キャプテンの両外野手が選ばれた。
今季から活動を始めた読売ジャイアンツ女子チームからは2人、埼玉西武ライオンズ・レディースから4人が選ばれ、昨年のクラブ選手権決勝でタイガースWomenに敗れた「九州ハニーズ」からは、ヤクルト・川端慎吾選手の妹、川端友紀内野手ら3人が選ばれた。
このほか淡路島で活動する「淡路BRAVE OCEANS」からも2人が選ばれた。
侍ジャパン女子は5月22日から最終合宿を行い、26日から始まるアジアカップ・ファイナルラウンドに出場する。
ここで上位4チームに入れば、ワールドカップ・グループラウンド(1位・2位は日本ラウンド=9月13日から広島県三次市で開催、3位・4位はカナダラウンド)に進む。
近年、日本だけでなくアジアでも女子野球の競技人口が増え、今回のアジアカップには中国・韓国・インド・タイ・フィリピンなど、過去最多の13の国と地域が参加する。
(浮田信明)