淡路島で造られた新酒の味や香りを評価する審査会が、きょう、洲本市で開かれました。
この審査会は、淡路市の千年一酒造と南あわじ市の都美人酒造でつくる淡路酒造組合が、ことしの新酒の出来栄えを審査してもらおうと、毎年、この時期に開いているものです。
会場には、2つの酒造会社が去年秋からことしの春にかけて造った、純米大吟醸や大吟醸など18点の清酒が並べられ、大阪国税局の遠山亮鑑定官室長らが、順番に口に含んで、香りや風味を確かめていました。
鑑定の結果、「秀」と「優」が5点ずつ、「良」が7点、「可」が1点と全体に高い評価を受けました。
今回鑑定された清酒は一部はすでに出荷され、多くは熟成させた秋以降の出荷となります。