かつて日本有数の鉱山の町として栄えた兵庫県養父市明延で、当時1円の運賃で走っていた電車の体験乗車会が行われました。
日本一のスズの産地だった養父市明延には、その昔、町の人たちを1円の運賃で運ぶ「一円電車」がありました。
1987年に鉱山が閉鎖となり一円電車も廃線になりましたが、2010年に地元住民らの手で復活し、毎年、体験乗車会が開かれています。
中学生以下は1円で乗車することができ、訪れた人たちは、当時のサイズを再現した小さな電車に揺られながら、1周150メートルの旅を楽しんでいました。
次回の体験乗車会は、5月のゴールデンウィークに開かれます。