(4月2日 セ・リーグ公式戦 阪神 6―2 DeNA 京セラドーム大阪・観客数36,003人)阪神が開幕3連勝で、ペナントレースを好発進です。阪神の開幕2連勝で迎えた今日の一戦は、先発のマウンドに昨シーズン途中に右ひじのトミー・ジョン手術から支配下登録に復帰をし、4勝をマークした才木浩人が登板しました。
才木は初回、先頭の佐野にヒットを許すも、続く宮崎、大田、牧を最速155キロのストレートなどで三者連続三振に打ち取り、上々の立ち上がりを見せました。 阪神打線は初回と2回の攻撃でランナーを3塁まで進めますが、得点には至りません。しかし、3回ウラの阪神の攻撃では1アウト1、2塁のチャンスに四番の大山がレフトへ抜けるタイムリーで先制点を挙げます。さらにはルーキーの森下がレフトへのタイムリーヒット、続く梅野の犠牲フライでリードを3点とします。続く4回の攻撃では2アウト満塁で森下が冷静にボールを見極め押し出し四球で1点を追加しました。 2点差に追い上げられた終盤の8回ウラの阪神の攻撃では、2アウト1塁、途中出場の島田の打席で0ボール1ストライクから中野が盗塁に成功します。その直後、岡田監督は島田に代えて原口を代打に送ると、その原口が初球を振りぬきレフトスタンドへ2ランホームランを放ちます。代打の切り札がわずか1球で結果を出しました。 先発の才木は7回途中まで107球を投げ、被安打4、奪三振8、自責点1と好投し、見事今シーズン初勝利を挙げ、阪神の3連勝に貢献しました。
阪神は4日火曜日からマツダスタジアムでの広島3連戦に臨みます。6日木曜日は『サンテレビボックス席』での今シーズン初中継が行われます。解説に真弓明信氏と、ゲスト解説に解説者として初登場の能見篤史氏を迎え、試合開始から試合終了まで完全生中継します。
(櫻井祐貴)