無断出張繰り返し旅費27万円受け取る 尼崎市の小学校校長を懲戒免職処分

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90回以上にわたり不適切な出張を繰り返し、30万円近くの旅費を不正に受け取ったとして、兵庫県教育委員会は28日、尼崎市内の小学校に勤める男性校長を懲戒免職処分にしました。

懲戒免職となったのは、尼崎市立立花北小学校に勤める48歳の男性校長です。 県の教育委員会によりますと、男性校長は、2021年4月から2022年7月にかけて、不適切な出張を合わせて93回繰り返し、旅費およそ27万円を不正に受け取ったということです。

男性校長は、学校行事で訪れる場所に自身で勝手に下見に行ったり、アポイントを取らずに出張し、相手に会えずに帰ってきたりしたにもかかわらず、旅費を請求していました。 男性校長は、県教委の聞き取りに対し「思い立ったら勉強しに出てしまう」「必要な出張だった」と話しているということです。

このほか、知人の女性に「必ず恨み倒したる」「地獄に道連れじゃ」などと、LINEでメッセージを送ったなどとして、たつの市の龍野北高校の58歳の男性教諭を、停職6カ月の懲戒処分にしています。 男性教諭は、28日付で依願退職しています。

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