持続可能な開発目標=SDGsに先進的に取り組む団体に、神戸市が新たに創設した「神戸SDGs大賞」が贈られました。
「神戸SDGs大賞」を受賞したのは、神戸市北区の弓削牧場です。
この賞は、自然との共生や脱炭素への取り組み、それに資源の循環など、持続可能な開発目標=SDGsに取り組む団体や個人を表彰しようと、神戸市が新たに創設しました。
今回13件の応募があり、弓削牧場は、牛のふんや尿から再生可能エネルギーのバイオガスを生産する小型のバイオガスユニットを開発し、実用化に取り組んだとして大賞に選ばれました。
生産されたバイオガスは、実際に牧場で湯を沸かすエネルギーとして活用されているということです。
この他、神戸の海で暮らす生き物の生態を27年にわたり記録した宮道成彦さんや、4つの団体にも賞が贈られました。