最新鋭の潜水艦 川崎重工業の「はくげい」防衛省への引き渡し式

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川崎重工業神戸工場で建造された最新鋭の潜水艦「はくげい」が防衛省に引き渡されました。

全長84メートル、幅9・1メートル、基準排水量約3000トンの潜水艦「はくげい」は、白いマッコウクジラから名づけられました。

防衛省の発注を受けて川崎重工業が4年前に起工。 約717億円かけて建造されました。

引き渡し式には関係者およそ250人が参列し、防衛省の鈴木敦夫防衛事務次官が川崎重工業の橋本康彦社長から引き渡し書を受け取りました。

最新鋭の潜水艦で水中での運動性能に優れ、捜索能力やレーダーに探知されにくいステルス性能などが向上しているほか、リチウムイオン電池を搭載し水中で長く航行できるとということです。

20日午後に神戸を出港した「はくげい」は、広島県呉市にある海上自衛隊第1潜水隊に配備されます。

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