人と防災未来センターの開設20年を記念して、防災の大切さを100年先まで伝えようと実施されている絵本の制作プロジェクトで19日、全国から寄せられた作品の選定会が開かれ、入選作品が発表されました。
兵庫県神戸市中央区の人と防災未来センターで開かれた「防災100年えほんプロジェクト」の選定会には、実行委員会の委員長を務める河田惠昭センター長をはじめ、俳優の竹下景子さんらが出席しました。
このプロジェクトは、国内外の全世代に役立つ防災の知恵を絵本を使って普及・啓発しようと、人と防災未来センターの開設20年を記念して企画されたもので、2022年11月から原案の募集が始まりました。
第1回となる今回は、全国から地震や水害などをテーマにした148の応募があり、審査の結果、10作品が選ばれました。
選ばれた作品は、えほんクリエーターによって絵本化され、来月下旬に表彰式が行われる予定です。