「障害があっても大きい舞台で活躍できる」デウソン神戸・松本選手が本を寄贈

  • X
  • Facebook
  • LINE

困難な状況でも諦めないことの大切さを知ってもらおうと、視覚障害を抱えながら、フットサルチーム「デウソン神戸」で活躍する選手が10日、自身の著書を兵庫県神戸市の図書館に寄贈しました。

神戸市の中央図書館には、デウソン神戸のキャプテン・松本光平(まつもと・こうへい)選手が訪れ、館長に自身の著書を手渡しました。

ニュージーランドなどのプロサッカーチームで活躍していた松本選手は2020年、トレーニング中に不慮の事故に遭いました。

右目はほぼ見えず、左目もはっきりと見えなくなってしまいましたが、プレーを諦めることなく、2022年、フットサルの世界に飛び込みました。

そんな姿に勇気づけられたサポーターの1人が、松本選手のことをより多くの人に知ってもらおうと、今回神戸市内の図書館に置くため、著書「前だけを見る力」を12冊購入したということです。

寄贈された松本選手の著書は、3月中に神戸市内12の図書館に所蔵されます。

おともだち登録するだけ! LINEでニュースを読もう! ともだち登録をする 毎週配信(月・火・金) 1回で8記事をダイジェスト形式で配信。