兵庫県淡路市の県立公園あわじ花さじきで、早咲きの菜の花が見頃を迎え、訪れた人たちが一足早い春を楽しんでいます。
鮮やかな黄色の花をつけた菜の花が春の訪れを感じさせます。
明石海峡を一望できる淡路市楠本の県立公園あわじ花さじきでは、1万平方メートルの斜面一面が約20万本の菜の花で黄色に染まっています。
あわじ花さじきでは、花を咲かせる品種が少ない冬の季節でも園内を楽しんでもらおうと、春に咲く菜の花とは別に10月ごろから種を植えていて、毎年この時期に早咲きの菜の花が見頃を迎えます。
ことしは1月の寒波の影響で一度傷んだものの、最近の陽気で徐々に復活し、きれいな花をつけているということです。
あわじ花さじき安部圭子さん
「春に咲く菜の花が80万本、3月下旬くらいから見頃になってきて、早咲きと合わせて約100万本の菜の花をお楽しみいただける予定になっています」
あわじ花さじきの菜の花は順次開花し、4月上旬まで楽しめるということです。