兵庫県は、トルコ南部で発生した大地震について、県内から支援活動を行う団体にふるさと納税を活用して助成金を給付すると発表しました。
2月6日にトルコ南部で発生した大地震では、トルコとシリアで合わせて5万2000人以上が犠牲となり、被災地の生活再建に向けた中長期的な支援が課題となっています。
こうした中、兵庫県の斎藤知事は6日の会見で、トルコへの支援を行う県内の団体に対し、助成金を給付すると発表しました。
こころのケアやインフラの復旧、復興計画の助言などに人材を派遣する活動に、1人あたり最大で60万円、また、支援物資などを輸送する場合、1団体あたり最大で30万円を給付します。
財源は、県のふるさと納税を活用し、今年度と来年度で合わせて2000万円の補正予算を計上する予定です。