水産資源増加へ 淡路瓦を利用した超巨大型漁礁

  • X
  • Facebook
  • LINE

兵庫県は水産資源を増やすため、大量の淡路瓦を使った巨大な漁礁を南あわじ市の沼島沖に沈めました。
3日、クレーン付き台船によって沼島沖に設置されたのは、南あわじ市の地場産業である淡路瓦を大量に使用した、7階建てビルに相当する高さ20メートルの超高層型漁礁2基と、高さ13メートルの高層型漁礁1基の合計3基です。

超高層型漁礁には、淡路瓦を3024枚も使用し、小魚が隠れたり、海草が育つ空間をつくっていて、これだけ大きな漁礁が瀬戸内海に設置されるのは初めてだということです。
南あわじ市の地元業者が開発したこの大型漁礁は、すでに長崎県対馬沖で実績を上げていて、沼島沖でもマダイやマアジなどの水産資源が増えることが期待されます。

おともだち登録するだけ! LINEでニュースを読もう! ともだち登録をする 毎週配信(月・火・金) 1回で8記事をダイジェスト形式で配信。