2月6日にトルコ南部で発生した大地震を受け、現地に派遣されていた神戸のNPO法人のスタッフが3月1日、兵庫県庁を訪れ、斎藤知事に被災地の状況などを報告しました。
県庁を訪問したのは、神戸市兵庫区のNPO法人「CODE 海外災害援助市民センター」の吉椿雅道事務局長と学生スタッフの2人です。
吉椿さんたちは2月11日から1週間トルコの被災地に入り、救援物資などを届けた他、現地の被災状況などを調査しました。
震源地に近いカフラマンマラシュでは、2億トン以上のがれきの撤去や仮設住宅の建設が喫緊の課題となっていて、吉椿さんたちは今後、被災地で必要となる支援について斎藤知事と意見を交わしました。
CODEは3月下旬に再びトルコを訪問する予定で、県はふるさと納税を活用した寄付金で、被災地支援に関する渡航費や現地での活動費を助成していくとしています。