芦屋のトルコ料理店が募金活動 店主は阪神淡路大震災を経験

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トルコ・シリア大地震の発生から2週間が経ちました。4万6000人以上が亡くなったとされ、甚大な被害が出ており、トルコ出身で芦屋市でトルコ料理店を営む男性は募金活動の準備を進めています。

阪急芦屋川駅近くのトルコ料理店「サクルエブ」。店主のシェネル・コヌックさんは、1989年に来日し、20年近くこの場所でトルコ料理店を営んでいます。

トルコ東部のエルジンジャン県出身で、1995年の阪神淡路大震災では芦屋市の自宅が半壊しました。

1999年に1万7000人以上が亡くなったトルコ北西部で起きた地震では、神戸で募金活動を行いました。

2月6日に発生した地震では、トルコだけで4万1000人以上の死者が確認されていて、コヌックさんは99年の地震の経験が生かされていないと話します。コヌックさん自身もいまだに友人と連絡がとれていないそうです。

すでにお客さんから寄付金を受け取っていて、コヌックさんは3月か4月に実家に戻る際に被災者に直接寄付金を渡す予定です。

コヌックさんは、今週中にもポスターと募金箱を店に設置し、支援を呼び掛ける予定です。

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