単身赴任の父に食べてほしい…中学生が考案したお弁当がコンテストで最優秀賞

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お米やごはんを中心とした健康的な食生活を推進するフォーラムが2月18日、兵庫県公館で開かれました。

兵庫県では阪神淡路大震災で被災した県民の命が、全国からの食糧支援などで救われたことを忘れないために、健康的な食生活のあり方やごはんを中心とした食事を推進する「おいしいごはんを食べよう県民運動」が行われています。

この運動の一環で小・中・高校生を対象に、県産の農林水産物をつかったコンテストが開催されていて、「お弁当部門」の最優秀賞には西宮市の中学2年生、中尾いつきさんが考案したお弁当が選ばれました。

野菜不足のお父さんを気遣い、県産の野菜をたっぷりと使った栄養バランスの良さが評価されました。

中尾いつきさん「東京に単身赴任中の父に食べてほしいです。弟がいるんですけど、今家族3人で食卓を囲んでいて、このぬくもりを日頃の感謝を込めて、お弁当を通じて届けられたら良いなと思って作りました」

また、「おむすび部門」では、神戸市の小学5年生古本心優さんの「家族の大好きおにぎり」が最優秀賞に選ばれました。

古本心優さん「いつも頑張ってくれているお母さんやお父さん、いつも癒やしてくれたり、一緒に遊んでくれているウサギの「むいちゃん」や弟に、いつもありがとうという感謝の気持ちを込めて作りました」

中尾さんが考案したお弁当は商品化され、2月19日まで大丸神戸店で販売されます。

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