JR西日本は、先月の大雪で列車が立ち往生し多数の乗客が長時間閉じ込められた問題について、再発防止策をまとめました。
先月の寒波の影響を受け、JR琵琶湖線や京都線などでは21カ所で線路の切り替えが行えず、新快速など15本が停車し、乗客およそ6800人が最大で10時間以上に渡り列車内に閉じ込められ、16人が救急搬送されました。
17日、JR西日本は近畿運輸局に対し、原因や再発防止策をまとめた報告書を提出しました。
JR西日本は、今後リモート式の電気融雪器を設置するほか、運転再開に時間がかかる場合、60分以内に乗客を降ろす判断をするなど、再発防止に努めるとしています。