大麻草が練りこまれたクッキーを受け取ったなどの疑いで、兵庫県芦屋市に住む占い師の女ら2人が逮捕されました。
大麻取締法違反の疑いで逮捕されたのは、芦屋市に住む占い師の女(68)と、知人で、京都府に住む仲居業の女(49)です。
警察によりますと占い師の女は、2022年12月、仲居業の女が宅配便で送った大麻草を練りこんだクッキー8個を譲り受けた疑いが持たれています。
占い師の女は、このクッキーを「運気が上がる集会」と称して神戸市内で開いた集まりで参加者に配ったということで、クッキーを食べた女性が体調不良で病院に搬送され事件が発覚しました。
調べに対し占い師の女は、「自分が使うために持っていた」と容疑を一部否認していて、仲居業の女は、「大麻が入っていたことは知らなかった」と容疑を否認しているということです。
警察は、2人の関係や金銭のやり取りがあったかどうかなど、詳しく調べる方針です。