■B2リーグ
・西宮91-73山形/2月11日
・西宮93-70山形/2月12日
■2試合連続で快勝
プロバスケットボールBリーグ2部(B2)西宮ストークスは山形ワイヴァンズにホームで連勝し、
東地区5位の順位は変わらないものの、勝率で3位福島と並んだ。
11日の試合。
新加入の元NBA、ジョーダン・ハミルトン(アメリカ 201㎝)がホーム・西宮市立中央体育館に初登場した。
1Q後半に登場したハミルトンはいきなり得意の3ポイントシュートを2本連続で決め、盛んな拍手を浴びた。
西宮は終始、攻撃の手を緩めず、山形に22個のファールを献上させ、フリースローだけで22得点を挙げた。
西宮の森山知広ヘッドコーチは、「目標としている全員バスケができた」と語った。
12日の試合。
西宮は1Qから、川島聖那の3ポイントシュート2本や、202㎝中西良太のゴール下からのシュートなどで波に乗り、
一時、山形に大量30点差をつけた。
西宮はB2通算200勝を達成した。
■全員の名前、覚えた
エース、デクアン・ジョーンズとの“交換”の形で西宮に期限付き移籍したジョーダン・ハミルトンは、
移籍後の4試合で79得点。3ポイントシュートを16本決め(成功率41.0%)、チームに貢献している。
11日の試合後、ハミルトンは「西宮は素晴らしいファンがいる。選手たちもチームに溶け込みやすくしてくれた」と語った。
森山ヘッドコーチは、「ハミルトンは、アシストもパスもでき、“ハンドラー”(攻撃を組み立てる選手)になれる。
合流してすぐにチーム全員の名前を覚えた」と期待を寄せた。
■勝負はこれから!
B2東地区は3位福島、4位青森と5位西宮が勝率で横一線に並んだ(順位は3チーム間の勝敗数で決定)。
西宮がプレーオフを勝ち抜き、B1に復帰するには、まず東地区で3位以内に入ることが条件(他にワイルドカード2チームも出場可)。
シーズンは残り3分の1となった。ハミルトンを加えた全員の力で西宮が大混戦から抜け出せるか。
(浮田信明)