兵庫県神戸市は、市内で初めてとなるこども食堂用の冷凍庫を須磨区役所内に設置しました。
冷凍庫の設置を受けて、9日は、地元の漁師の団体から冷凍の上干ちりめん10キロが贈られました。
神戸市では、小学校の校区ごとにこども食堂の設置が進められていますが、須磨区でこども食堂を支援する社会福祉協議会によりますと、これまで保管用の大型冷凍庫がなく、届けられた食品の保存が難しかったといいます。
今回の設置により、食品の長期保存が可能となり、子どもたちに提供できるメニューが増やせるということです。
9日に贈られたちりめんは、須磨区内に10カ所あるこども食堂のうち5カ所に届けられ、子どもたちは、ちりめんを使った料理を味わっていました。
子どもは―
「卵がめっちゃのったしらす丼が食べたい」
次はどんな料理が食べたい?
「ハンバーグ」
神戸市が、こども食堂用の冷凍庫を設置するのは初めてだということです。