【駐在リポート淡路・ダウン症の娘と淡路島で生きる】

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写真絵本
「あわじ結びはしあわせ結び」。
作者は、まあるい夢Kanakoさんです。

神子素孝輝カメラマンリポート
「子どもとともに まあるい夢の世界を歩む お母さんを取材しました」

訪ねたのは、淡路市に住む絵本作家・片岡加奈子さんの自宅です。

一緒に出迎えてくれたのは、次女で10歳の來紀さん。
家で飼っているウサギを紹介してくれました。

來紀さんはダウン症です。
加奈子さんは來紀さんを育てる中で気づくことがたくさんあったといいます。

この日、自宅近くにある知人の食堂を訪れた加奈子さんと來紀さん。
月下美人の花の焼酎漬け作りに挑戦しました。
來紀さんは花を切り取ったり、プラスチック容器に入れて焼酎を注いだりと大忙しです。

一夜限りの命しかない月下美人の花を長く楽しむために作っています。
全部で17個の焼酎漬けが出来上がりました。

加奈子さんが2020年に出した初めての絵本が、
「あわじ結びは しあわせ結び」です。
祝い事に使われる水引の「あわじ結び」が、
三つの丸が重なった形に見えることから、

加奈子さんは、ダウン症児に3本ある21番染色体を連想しました。

絵本には、3本の染色体からイメージした3人の天使が登場し、
赤い毛糸の「あわじ結び」を色々なものに変えていきます。

あわじ結びはしあわせ結び。
なんだかいいことありそうね。
ねえねえ ぎゅっとして。
ぎゅー わぁ ハートになった。

これはなにに見えるかな?
いちご?
いちごいちえ ご縁をたいせつに。

充実した生活を送っていた加奈子さんを突然の不幸が襲いました。
地元で人気の日本料理店を経営していた夫の光司さんが去年9月、病気で亡くなりました。
54歳の若さでした。

大阪に住む社会人の長男、岡山の大学で学ぶ長女、そして來紀さん、3人の子どもたちや、親戚、友人らにも支えられて、加奈子さんは今後の人生を歩んでいこうとしています。

3年前まで淡路市のふるさと講師を務めていた加奈子さんは、今でも依頼があれば、文化教室で工作などを指導しています。

この日は「万華鏡」を作る教室で、來紀さんが手伝いをします。

参加した人たちの万華鏡が出来上がりました。
キラキラしたさまざまな景色が万華鏡の中に広がります。
手伝いをした來紀さんは、教室が成功したことに満足したようです。

わたしたちのいっぽんで
  マイナスからプラスになりますように。
つらいことからしあわせに
  なれますように。

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