5日午前11時半ごろ、神戸市中央区のJR三ノ宮駅で「新快速電車の車内に液体がまかれている。乗客は避難済み」などとJR西日本の駅員から警察に通報がありました。
警察が駆け付けたところ停車中の姫路発野洲行きの新快速の車内の床が濡れていて、消防が分析したところ、液体は危険な物質ではなく水とみられ、けが人はいませんでした。
消防の特殊災害対応車など10台が駆け付け駅周辺は一時騒然としました。
警察などによりますと、車内にいた20代の男性が持っていたリュックから水が漏れ出たということで、リュックには濡れた衣類が入っていて、男性は「海に行っていた」と話しているということです。
JR西日本によりますと、JR神戸線では上りと下り合わせて4本が部分運休したほか合わせて16本が最大で24分遅れ、5600人に影響が出ました。