手足に障害のある人たちが制作した、個性あふれる作品を紹介する美術展が、31日から神戸市内のギャラリーで開かれています。
かわいらしいカワウソの絵画は、脳性まひの作者が、口にくわえた筆で描きました。この美術展は、手や足に障害のある人たちの表現の場をつくり、障害者への理解を深めようと、兵庫県肢体不自由児者協会が毎年開いています。
会場には県内の7歳から84歳まで幅広い年代の人たちが制作した、絵画や書、手芸など66点が展示されています。
お菓子の包装紙などを利用したカラフルな「ちぎり絵」は、小学生の共同作品です。
人気ドラマの女優がテーマのコンピューターアートは、コントローラーを足で操作して描きました。また、今回初めてデジタル写真の作品も展示されています。
この美術展は、神戸市中央区のギャラリーミウラで2月5日まで開かれています。