兵庫県洲本市の安覚寺で1月29日、一年の無病息災を願う伝統行事の「火渡り」が行われました。
洲本市の安覚寺(あんかくじ)は病気や苦痛などの厄災を除くとされる薬師如来がご本尊で、千年以上にわたって人々の信仰を集めてきました。
29日の初薬師大祭では一年の無病息災を願う伝統行事の「火渡り」が行われ、住職らがお経を唱える中、護摩壇で燃やした後の丸太の上を、住民たちがはだしで歩きました。
熊田住職 「だんだんとコロナも少しずつですが、落ち着きつつあるように思います。一刻も早く元通りの平穏な生活に戻るよう、一生懸命行者さんたちと一緒に祈願したいと思っています」
参加した人たちは熱さに耐えながら素早く渡り、一年の健康や新型コロナの終息などを願っていました。