阪神淡路大震災の記憶を次の世代に継承しようと、俳優の竹下景子さんが15日、自身が名誉館長を務める神戸・東遊園地の図書館「こども本の森神戸」で子どもらに詩の朗読を行いました。
神戸市中央区の図書館「こども本の森神戸」で15日、俳優の竹下景子さんが小中高生らおよそ100人を前に震災をテーマにした詩の朗読会を開きました。
「こども本の森神戸」は建築家の安藤忠雄さんが去年3月、阪神淡路大震災の記憶を風化させず、次の世代の子どもたちに伝えていくという願いを込めて神戸の「東遊園地」内に建設し、竹下さんが名誉館長を務めています。
震災の翌年から復興支援活動を続けてきた竹下さんは、マンドリンの演奏に合わせて公募作品の中から選んだ8編の詩を涙ながらに朗読。参加者の中には当時を思い出しハンカチで涙をふく人の姿もありました。