平安時代から続く伝統神事 伊弉諾神宮で御粥占祭

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ことし1年の農作物の出来をおかゆで占う伝統神事、「御粥占祭(おかいうらまつり)」が兵庫県淡路市の伊弉諾神宮で行われました。

この「御粥占祭」は、淡路市の伊弉諾神宮で平安時代から続くとされる伝統的な神事です。
ことし1年の五穀豊穣を祈願して行われるもので、午前2時から2時間おきに竹筒にお米を入れて炊き、竹筒から流れ出るおかゆの状態を見て豊作か凶作かを占います。

午前8時すぎに境内で中身を確認。 3本の竹筒は収穫時期の違う品種を示していて、占いの結果は見た人がそれぞれ判断するということです。

田中博和総代長「3本とも非常に流れがスムーズで、ことしは豊作が期待できるかなと。あとはこの流れの通りコロナも早く収束してもらえたら」

集まった地元の人たちはおかゆの状態を熱心に確認しながら、ことしの豊作を願っていました。

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