商売繁盛の神様「えべっさん」の総本社西宮神社で、恒例の「福男選び」が3年ぶりに行われました。
開門と同時に参拝一番乗りを目指し門から本殿までのおよそ230メートルを走る西宮神社の福男選び。
新型コロナウイルスの影響で中止が続いていたため、3年ぶりの開催となりました。
先着3人に認められるその年の「福男」なろうと、およそ5000人の参拝者が開門を待ちました。
そして午前6時、抽選で選ばれた第一陣の108人が全力疾走。
一番に本殿に到着したのは、大阪商業大学の硬式野球部に所属する神戸市北区の植本亮太(22)さん。
50メートル5秒9の快足を飛ばし、初参加で一番福をつかみました。
二番福は西宮市の公務員北野壱真さん(25)、三番福は大阪府の大学生田中大翔さん(19)で、3人はことし1年、福を分け与える「福男」として過ごします。