成人年齢が18歳に引き下げられてから初めての成人の日の1月9日、兵庫県内では神戸市など合わせて17の市や町で、二十歳の人を対象にした式典が開かれました。
神戸市兵庫区のノエビアスタジアム神戸には華やかな振り袖やスーツに身を包んだ若者たちが集まりました。 神戸市は去年まで成人の日に「成人お祝いの会」を開催していましたが、成人年齢が18歳に引下げられたことを受け、ことしから「神戸市はたちを祝う会」に名称を変更し、従来通り二十歳を迎える人を対象に開催しました。
2022年度、神戸市では1万4952人、兵庫県内では5万4611人が二十歳を迎えます。
式典に出席した人は「やりたいことを大学でやらせてもらっているので、親に感謝をして生きていきたいです」「大人になっても1日1日成長できるように満足した毎日を送れるようにしたい」
18歳の新成人を対象に成人式を行うのは全国で3つの市と町にとどまり、従来通り二十歳を対象にする大半の自治体は、式典の名称から「成人」をなくすケースがほとんどです。