【タイガースWomen】大みそかに特番、『私が野球を続ける理由』

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  • 野球用品店で働く前田桜茄選手/『特番・私が野球を続ける理由』

  • クラブ選手権で優勝/『特番・私が野球を続ける理由』

  • クラブ選手権で優勝/『特番・私が野球を続ける理由』

  • (左)上本博紀監督、(右)岩本輝コーチ

■初の日本一を達成

阪神球団が設立した女子野球チーム「阪神タイガースWomen」の2022年の足跡を追った特別番組『私が野球を続ける理由・2022阪神タイガースWomen』が12月31日の夜10時からサンテレビで放送される。

チーム結成2年目の2022年は、全日本女子硬式クラブ野球選手権(8月 千葉県)で優勝し、念願のタイトルを手にした。

番組は1月の初練習から取材を開始し、甲子園球場での初試合(7月)、クラブ選手権、全日本選手権での死闘(10月 松山市)、4選手の引退・退団(11月)とチームの1年を追いかけた。

■女子野球の発展のため

選手はそれぞれ仕事や学業を持ちながら野球に取り組んでいる。

番組では、外回りの営業ウーマン・野球用品の店員・税理士を目指す専門学校生の3選手をピックアップし、野球との両立を取材した。

また選手全員に「なぜ野球を続けるのか」と質問。

「女子野球発展の礎(いしずえ)になるため」、「女子野球をもっと広めたいから」、「野球少女の憧れの存在になりたい」など真摯な答えが返ってきた。

■来年は女子のTG戦も

阪神球団は26日、阪神タイガースWomen結成から2年間チームを率いた野原祐也監督が退任し、新たに上本博紀(うえもと・ひろき)氏が就任すると発表した。

上本氏は広陵高‐早大を経て、2009年から2020年まで内野手として阪神タイガースに在籍した。

鶴直人コーチも退任し、岩本輝(いわもと・あきら)氏のコーチ就任も発表された。

また新たに、前田佑里(投手 日大学国際関係部)、弓埜=ゆみの=里桜(捕手 大阪体育大)、高橋結央(捕手 履正社RECTOVENUS)、藤本莉央(内野手 関西学院大)、安藤蓮姫(捕手 神戸弘陵学園高)、正代=しょうだい=絢子(内野手 神戸弘陵学園高)、東尾凜(捕手 三田西陵高)の7選手の入団が発表された。

2023年には巨人の女子チームがスタートする。女子によるTG戦が楽しみだ。
(浮田信明)

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