体操女子で去年の東京オリンピックに出場した杉原愛子さんが、現在所属する武庫川女子大学体操部の強化コーチに就任することが発表されました。
大阪府出身の杉原愛子さんは武庫川女子大短期大学部の2年生で、卒業後の来年4月から強化コーチとして体操部に所属する中高生を指導します。
杉原さんは2016年のリオオリンピックや去年の東京オリンピックに出場し、輝かしい功績を残してきましたが、けがの影響などもあり、ことし6月、競技生活に「一区切り」をつけていました。
16日の会見で杉原さんは、「オリンピックに出場するような選手を育てていきたい」と意気込みを語りました。
杉原さんは、コーチとして指導しながら、講演会やメディアなどで体操の魅力を発信していきたいとしています。