耳が聞こえない人や聞こえにくい人が人命救助の方法を学ぶ講習会が兵庫県三木市で開催されました。この講習会は、耳が聞こえない人や聞こえにくい人から「人命救助の方法が分からない」といった声を受け、三木市が初めて開催しました。
2022年5月に「障害者情報アクセシビリティ・コミュニケーション施策推進法」が施行されたことを受け、三木市では障害がある人があらゆる分野の活動に参加できるよう取り組みが進められています。
講習会では、速やかに心配蘇生法を行うことで命が助かる可能性が高くなることなどが手話や要約筆記を介して説明され、参加した人たちは倒れている人を発見した時の呼吸の確認方法やAEDの使い方などを学んでいました。
三木市は、今後も継続して講習会などの機会を設けたいとしています。