「阪神・淡路大震災を忘れないでほしい」震災の銘板追加 遺族が会見

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阪神・淡路大震災の犠牲者を追悼する「慰霊と復興のモニュメント」に、震災のおよそ1か月後に亡くなった男性の銘板が追加されることになり、14日、男性の遺族が会見を開き、「銘板を見て震災に思いを馳せてほしい」と語りました。

12月17日に開かれる式典で「慰霊と復興のモニュメント」に名前が刻まれるのは、阪神淡路大震災で亡くなった神戸市の藤原英夫さんで、14日は英夫さんの長男・英喜さんと長女の喜代子さんが会見を開きました。

「慰霊と復興のモニュメント」は阪神大震災の教訓を後世に伝えようと2000年1月に建てられたもので、震災で犠牲になった人のほか、復興に貢献した人などの名前が刻まれています。

藤原さんは震災の2年前にがんの手術を受けながら活動的に過ごしていましたが、震災後に食欲がなくなり、脳梗塞を患ったことなどが原因で震災のおよそ1か月後に77歳で亡くなりました。

銘板追加式典は12月17日に神戸市中央区の東遊園地で営まれます。

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