飛躍の願い込め 淡路島で干支瓦作り

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兵庫県南あわじ市では、2023年の干支「卯」をデザインした縁起物の「干支瓦」作りが行われています。

南あわじ市の新崎製瓦は普段は鬼瓦を手掛けていますが、毎年この時期になると新春の福を呼び込む縁起物として干支をデザインした瓦の置物、「干支瓦」を製造しています。

この「干支瓦」は400年の歴史を持つ淡路島の地場産業、淡路瓦の技術を用いて作られ、焼きあがると「いぶし銀」と評される淡路瓦特有の輝きを放ちます。

幅約40センチ、高さ20センチほどの扇形の瓦には、仲睦まじい2匹のウサギと招福の文字があしらわれていて、家内安全と飛躍への願いが込められています。

新崎製瓦では、年内に約500枚の「干支瓦」を製造し、京阪神などに出荷する予定です。

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