加古川の小学生が狂言を披露

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加古川市の神社の能舞台で、きょう地元の小学校の6年生が狂言の舞台を披露しました。
狂言の「附子(ぶす)」は冠者が主人の留守の間毒なのでさわるなと言われていた桶の中の砂糖を食べてしまい、言い訳を考えるおなじみの演目です。
演じているのは、加古川市立平荘(へいそう)小学校に通う6年生の児童26人です。
この6年生による狂言の舞台は能舞台を持つ神社が多い東播磨地域の文化を学び大切に思ってもらおうと、22年前から続けられています。
児童たちは、この日のために大蔵(おおくら)流狂言方(かた)の山口耕道(やまぐち・こうどう)さんから2カ月にわたり指導を受けました。
入学した時から上級生の狂言を見て育ち、自分たちが演じるのを楽しみにしていたそうで、きょうは、堂々と演じていました。
6年前には平荘狂言教室後援会も発足しいまでは地域一体となって活動を後押しています。

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