兵庫県議会の12月の定例会が1日に開会し、新型コロナや原油価格高騰への緊急経済対策として総額1000億円余りの補正予算などが提案されました。
兵庫県の12月の補正予算は総額1006億円。新型コロナウイルス感染の第8波とインフルエンザ同時流行への備えとして同時に検査ができるキットの確保費用や、発熱外来の診療時間延長への協力金などに300億円を計上し、医療体制の強化を目指します。
また、生活困窮者やヤングケアラー、子育て世代への支援策の他、静岡県での園児のバス置き去り事案を受け、送迎用バスの安全装置設置支援なども盛り込まれています。
斎藤知事は、物価高が今後も続くことから「県が体制をつくっていくことが大事」などと強調しました。
補正予算案は12月13日の本会議で採決されます。