本格的な雪のシーズンに備え、但馬地域での安全で円滑な道路交通を確保しようと、豊岡市で除雪機動隊の発隊式が行われました。
除雪機動隊の発隊式には但馬県民局の3つの土木事務所の関係者が出席し、養父土木事務所長が「除雪は社会生活に必要不可欠。連携して道路の安全安心を確保する」などと隊員に訓示を行いました。
朝来市では去年12月、観測史上最多となる71センチの積雪を記録していて豪雪地帯の但馬地域では、冬の道路の安全確保が不可欠となっています。
但馬県民局では除雪車など180台を所有していて、12月から3月までの間、積雪15センチを目安に出動し除雪作業を行います。1日は招待した地元の幼稚園児たちに点検を終えた除雪車が披露されていました。
道路の積雪量はインターネット上の「兵庫県道路総合管理システム」で確認できるということで、県は情報を確認して早めの対策を呼び掛けています。